淳は桜をベッドの上に座らせた。
そして、自分も桜の隣に座って、またキスした。
「先輩!?ここで…?保健室でこんなことしたら…。みのりさんに怒られるよ…?」
桜が慌てて淳から離れようとする。
その桜の手を掴んで、引き戻して、再びキス。
「…ばれなきゃ大丈夫だよ。」
淳は桜のブレザーを脱がせ、隣のベッドに置いた。
「…でも…。」
なおも何かを言いかけた桜の唇を塞ぐようにキスしながら、ブラウスを脱がせた。
ブラのホックを外し、そっと胸に触れた。
「ん…先輩…ダメだってば…あっ…!」
意思に反して桜の体は淳に反応し始めている。
その証拠に淳の指に触れる桜の胸の頂の蕾は、もう張りつめている。
淳の唇がそこに降りて行き、舌を這わせる。
「あ…っ!」
「…あんまり大きな声出すと誰かに気付かれるぞ?」
「そんな事…言ったって…っ!」
声を出させている張本人に声を出すなと言われても…。
「…ん…ぅ…っ!」
桜は懸命に声を押し殺そうとするが、淳の愛撫はより一層激しくなる。
「…っ!」
淳の指が桜のスカートの裾を上げ、ショーツの中に入って来た。
桜の秘部を指で拡げるようにして、小さな蕾を探り当てる。
「先…輩っ!やぁ…っ、だめ…っあぁん!」
まだ、数えるほどしかしたことのない桜は、愛撫されるのに慣れていなくて…。
愛撫されて感じるし、気持ち良いとは思うのだが、
恥ずかしさの方が気持ち良さを上回っているらしく、まだ戸惑いが隠せない。
だが、桜のそこはもう、すっかり潤って、淳の指を濡らした。
水気を含んだ音が桜にもはっきり聞こえる程に響く。

桜は恥ずかしくて淳の顔を見れなかった。
顔を真っ赤にして、かたく目を閉じている。
その時、廊下で女の子の声がした。
「…あれー?みのり先生いないんだ?」
「…外出中だって、鍵かかってる。…どうする?他の先生呼びに行く?」
桜がびくっと体を強張らせる。
今ここに先生を呼ばれたら…見つかってしまったら。
大騒ぎになってしまう…。
淳は桜の唇を塞いで強く抱きしめた。
「んー、いいや。たいした事ないし。帰ろうか。」
ぱたぱたと足音が遠ざかって行く。
淳は足音が完全に聞こえなくなってから唇を離した。
桜が大きく息をついた。
「…もう…だからだめって…言った…の…っ!」
淳は桜に最後まで言わせなかった。
またキスで唇を塞ぎ、再び桜の桜のショーツの中に指を滑り込ませる。
今度はさっきまでのような穏やかな愛撫ではなかった。
「…んんっ!?」
桜は淳の激しい指の動きに驚いた。
桜を追い立て、追い詰めるような激しい愛撫だった…。
「や…っ、だめ…そんなにされたら…っ!」
淳の指を退かそうとしたが、逆にその手を掴まれて動けなくされてしまった。
”…今日の先輩…変だよ…。”
今まで、こんなに激しく、強引な淳を見たことはなかった。

だが、桜にはそれ以上考えを巡らせるゆとりは無かった。
「…んっ!先、輩…!あぁぁ…っ!」
桜は淳の指の動きだけで高みにのぼりつめさせられた…。
がくがくと、体が痙攣するように震えた…。



こんな事は初めてだった。
今まで、こんなにあっけなく達したことはなかった…。
ゆっくりと、だが確実に、桜の体は淳の手によって変わりつつある。
淳も桜の変化に気付いていた。
「…桜、最近感じやすくなって来たな。」
「…!!」
心なしか嬉しそうに言う淳に、桜はとっさに言葉が出なかった
気にしていた事を指摘され、桜は真っ赤になった。
”あたしをこんなにしたのは…先輩なのに…。”
「恥ずかしがらなくていいよ、嬉しいんだから。」
「え…?」
「ちゃんと感じてくれてるんだなって事だよ。
…それに、抱いても暴れなくなったしな。」
淳が、ちょっと笑いながら言った。
「…!」淳の言葉に、桜はその時の事を思い出した。
…桜は淳とのはじめての時、想像していた以上の痛さに、
つい弾みで淳に蹴り(!)を入れてしまったのだった…。
…それも、かなり強く…。
「ごめんなさい…。」
叱られて尻尾の垂れた犬のように、しゅんとして桜が謝った。
「怒ってる訳じゃないよ」
淳は、桜のショーツを脱がせ、自分も手早く制服を脱いだ。
ポケットの中の財布から避妊具を取り出して、つける。
そして、桜の足を開かせ、キスしながらゆっくりと桜の中に入っていく。
「…!」
何度しても、この瞬間だけは、体が強張る。
体の奥深くを、押し広げられるような感覚。
唇を塞がれているので、声が出せない。
桜は淳のシャツを強く掴んだ。
淳がゆっくりと動きはじめる。
「んっ…!ぁ!!」
淳が動く度に、桜の体は敏感に反応する。
じわじわと、締めつけられる感覚に、油断すればすぐにイキそうになる。
淳が息をつめて、それをこらえてやり過ごす。
「…っ!ん…先輩…っ!」
淳の動きが早くなり、ベッドがぎしぎしと軋む。
「や…先輩…私、もう…イッちゃいそ…!ふ…ぁっ…!」
「まだダメ。」淳はわざと動きを緩めた。
「…先輩…」
桜は泣きそうな顔で淳を見た。
「先輩、お願い…続き…して。」
普段の桜を知る者が見たら驚きそうな表情と言葉だった。
いつも強気で、男相手にも怯まず、一歩も譲らず退かない桜が、
淳の前でだけは、素直な女の子になる。
淳も最初は驚いた。そしてそのギャップに興味を持ち、
いつの間にか好きになっていた…。
「どうしようかな?」
「意地悪しないでよ…。」桜が恨めしそうな目で淳を見る。
普段は手に負えないほどのじゃじゃ馬ぶりだが、
何だかんだ言ってもそんな彼女を許してしまうのは、
こんな一面を知ってしまったからかも知れない…。
桜を焦らすように、緩やかな動きを続けていた淳だったが、
これ以上焦らすと、桜が本気で拗ねそうな気がした。
”こいつが拗ねると手つけられないからな…。”
これまでの経験から、淳はそれをいやと言うほど知っている。
桜が一度落ち込んだり拗ねたりすると、宥めるのにはかなりの時間がかかるのだ。
淳は桜に優しくキスをして、再び動き始めた。
「んっ…ふっ…あぁ…!」
桜は体を弓なりにしならせ、淳を奥まで受け入れる。
淳も桜も、いつも以上に気持ちも体も昂ぶっていた。
あんな出来事があった後で、
本当はこんな事してはいけない場所で抱きあっている。
…その事が二人の気持ちをより昂ぶらせるのかも知れない。
「やば…俺、もうイッちゃいそう」
「先輩…私も…あぁっ、はぁ…あっ!」
桜の体が痙攣するように震え、淳もそれに続くように桜の中で果てた…。

二人はしばらくそのままの格好で動かなかった。
やがて淳が体を起こした。
「…もう少ししたら帰ろうか?」
「…うん」
二人はその後、何事もなかったようにベッドを直して、(…みのりにバレないように)
保健室を後にした…。



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