ベッドに真由を降ろすと、俺はもう一度真由を強く抱きしめてキスした。
”こんな、奇跡みたいな事があるなんて…。”
もう二度と会えないと思っていた相手に、10年も経ってから、
こんな形で再会できるなんて、思ってもいなかった…。
「んっ…和くん…?」
「…どうした?」
「…これって、やっぱり…するの?」
この後の展開は、真由にも想像がついたのだろう。
少し怯えたような目で、真由が俺を見上げた。
その視線さえ、俺の気持ちをどうしようもないほど煽る。
真由は多分、自覚してはいないだろうけれど…。
「イヤか…?」俺は真由のブラウスのボタンを外しながら聞いた。
「い、や…じゃないけど…でも、少し…怖いよ。」
「大丈夫、優しくするから…。
確かめさせて。…真由が確かにここにいるって…。」
「和くん…」
俺は真由のブラウスを脱がせて、キスしながらベッドに押し倒した。
真由の体が小刻みに震えていた。
俺は、体を起こして服を脱ぎ、真由を抱きしめた。
何度もキスをしながら真由の服を脱がせて行く。
全部脱がせ終えて、俺は改めて真由の体を見た。
…小柄だが、均整の取れた綺麗な体だった。
思わず息を呑むほど、白くて、きめの細かい肌。
恥ずかしいのか、顔をそむけているせいで浮かび上がる
首筋から鎖骨にかけてのラインがとても綺麗で。
吸い寄せられるように俺はそこに口づけた。
少しづつ場所を変えながら、、時々強く吸って、跡を残す。

「…ごめんね。」突然、真由がぽつりと言った。
「…何が?」真由が突然謝った理由が分からなかった。
「がっかりしたでしょ…胸、小さいし…。」
「…バカだな、そんなことないよ。すごい綺麗だよ。」
俺は真由の胸を掌で包むように触った。
まだ僅かに硬い感触の残る胸を、あまり力を入れないように優しく触れる。
「ん…」真由の口から小さな声が漏れた。
掌に固くなり始めた感触を感じ、指で摘むようにして愛撫を続けた。
そして片方の突起を口に含み、少し強く吸うように愛撫し始めた。
「あっ、ゃぁ…っ!」
真由は、初めて感じる感覚に、気持ちよさを感じるより先に少し怖くなって、
和也の愛撫から逃れようとした。
和也は真由を背後から腕の中に引き戻し、後ろから胸への愛撫を再開した。

首筋や耳たぶに何度も優しくキスしたり、舌を這わせたりしながら、
ゆっくりと時間をかけて愛撫している内に、
真由の体から力が抜け、もたれかかるように体を預けて来た。
「…!」真由の足を開かせ、真由の一番敏感な部分を探り当てた。
「…あっ!や…ぁんっ!」
真由の口から、切なげな、だが和也を一層煽る声が出る。
「真由、もうこんなに濡れてる。」
真由の耳元で囁きながら、わざと音を真由に聞かせるように、
指で真由のそこを激しく掻き回す。
くちゅ…!くちゅぐちゅ…っ!!
和也の指が動くたびに真由のそこからは蜜が滴り落ち、
淫らな音が響き、真由を淫らな気持ちにさせる。
「あっ、あ…んっ!和く…っ!」
真由が感じているのを確信した和也は、真由のその部分を弄ぶ指を一旦止めて、
真由を押し倒すように横たえて足を大きく開かせ、顔を埋めた。
指で左右に開き、露出した蕾に唇をつける。
「ひゃ…っ!だめ、そんなトコ…舐めちゃ…やだ…。
き…汚いよ…!…あぁっ!」
そんな事をされたことのない真由は慌てて和也の頭を退かせようとした。
「汚くなんかないよ、大丈夫。綺麗だよ…。
それに、こんなに濡れてる…真由、結構やらしいんだな…?」
「やっ…!和くんの意地悪…!」
拗ねる真由をなだめるように、和也の舌が再び真由の蕾をとらえた。
「あっ、あぁ…!だめぇっ!んぁぁっ…!」
さっきまでとは比べものにならないくらいに激しく舐められ、強く吸われ、
真由はすぐに上り詰めてしまった…。



真由はしばらく放心状態のまま、動けなかった。
息が乱れて、体が熱い。…力が入らない。
和也は真由が落ち着くまで次の行為に移るのを待った。
真由の呼吸が普通に戻り、体のほてりが少し鎮まった頃を見計らい、
和也は真由の足をもう一度開かせ、充分に潤んだ真由のそこに
ゆっくりと自分のモノを当てた。
「…っ!」
押しひろげられるような痛みに、真由の体に力が入り、和也の侵入を拒む。
「…真由…少し力抜いて…。」
和也は緊張からガチガチに体を強張らせている真由に、
優しくついばむように何度もキスをした。
何度も繰り返しキスしている内に、真由の体から力が抜けて来た。

そして…。

「……!!あぁ…っ!」真由の口から小さな叫び声が漏れた。
和也は、いったん真由の奥深くまで挿れて、動きを止めた。
「大丈夫か…?」真由を気遣うように声を掛けた。
「…大丈夫。」和也は真由の頭を軽く撫でて言った。
「どうしても辛かったら言えよ?」
そう言って、和也はゆっくりと腰を動かし始めた。
「ぁん…あっ!」和也が動くたびに、痛みが真由の秘部を襲う。
想像していた以上の痛みに真由は泣きそうになる。
だが、真由は痛いとは言わなかった。
言えば和也は真由を気遣ってやめてしまう。
真由は和也にちゃんと最後までして欲しいと思っていた。
今日再会したばかりでこんなことになってしまったのは、びっくりしたが…。
ずっと自分の事を覚えていてくれた和也に、初めての相手になって欲しかった…。

「…真由…本当に、大丈夫か…?」
声を上げまいと、必死で押し殺している真由の様子に、和也が気づいた。
「大丈夫…。」真由は心配げに自分を見る和也に向けて、答えた。
「だけど…。」
心なしか、顔色が悪く見えて、気になってしまう。
「本当に、大丈夫…だから…。」
真由は一瞬、口ごもったが…。
「やめないで…。」と、消え入りそうな声で囁いた。
和也はそれでも躊躇ったが、
自分自身の欲望を今さら抑えつけることも出来なくて…。
再び、体を動かし始める。
「…っ、んぅ…っ!」
和也の動きが早くなって来る。
くちゅ…くちゅっ!
繋がっている部分が和也が動くたびに淫らな音を立てる。
やがて、痛みがほんの少し薄らいで来た。
さっきまで白く、和也を心配させた顔色の悪さも、
今では頬や、首筋のあたりまで赤みがさしてきていた。
「あっ…んんっ…んぁぁっ!」
和也のモノが内部を擦るように動くたびに、
真由の口から、いつしか甘い喘ぎ声が零れる。
真由自身が一番驚いていた。
”やだ…私、こんな声出しちゃうなんて…!
…どうしよう、和くんにやらしい子だって思われちゃう…!”
だけど、真由自身が止めようと思っても、もう止められなかった。
「やぁ…ん!あぁっ!はぁぁん!」
繋がっている部分がじわじわと熱を帯びたようになり、
真由の声がどんどん上擦り、大きくなる。
受け入れている和也のモノを、きつく締めつける。
「ああ…ん!和くん…っ!なんか…私…っ、あぁ…!…変になっちゃいそう…!」
「真由…感じてくれてるんだな…。
…さっきから真由のここ、すごい締めつけてきて…俺、イキそう…。」
和也の動きが更に早くなり、真由は耐え切れず、和也に強くしがみつく。
「あぁ…!私、もう…!だめ…おかしくなっちゃう…っ!…あぁぁっ!!和くん…っ」
和也の指が、真由の敏感な蕾をとらえ、軽くはじくように触れた。
「あ…!!や、だめ…っ!」
真由の体が、びくん、と大きく震えた。
繋がっている部分から、ダイレクトに和也に伝わる。
真由はがくがくと全身を震わせ、昇り詰めた。
目の前が、真っ白にはじけるような感じがした…。

和也も、もう、限界が近かった。
こんなに…気持ちがいいと思ったことは、今までなかった。
誰を相手にしても、こんなふうに自分を忘れそうなほど、熱くなるようなことはなかった。
体の欲望を満たすためだけの行為は、虚しくなるだけだったのに。
「真由…っ!」 和也も、真由の中に全てを出し尽くして果てた…。
本当に好きな相手と触れあうことが、抱き合うことが、
こんなにも、気持ちがいいものだと言うことを、和也は初めて知った…。

真由が目を醒ますと、すぐ真上に、和也の心配そうな顔が見えた。
真由は少しの間、気を失っていたらしい。
「…和くん?」
和也は真由の乱れた髪を、優しく手で梳くようにして整えた。
「ごめん、真由。…初めてだったのに、乱暴にして…」
「…ううん。私、和くんが初めての人で…良かった。」
「真由…。」
二人は互いを強く抱きしめ合った。

…十年の時を越えて、再び巡り逢った初恋の相手を…。






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