あとがき
PC版「Jewel box」初の掲載作品をどれにしようか…。
迷って迷って、結局、モバイル版「Jewel box」で
現在も皆様からの支持の高いこの作品を、記念すべき初掲載作品にしました。
私が忘れな草と言う花の事を初めて知ったのは、高校生のときでした。
それも最初は花の名前としてではなく、ある本の題名として知りました。
その作家さんの作品は、当時の私に、一番大きな影響を与えてくれたものでした。
その方の名は、佐々木丸美さんと言います。
この方の著作はそれこそ本が擦り切れそうなほど
(実際、読み込みすぎてボロボロになったほど…。)読みました。
…残念ながら、現在は執筆活動から身を引いていらっしゃるのと、
活動時期が70年代後半から80年代にかけての約10年間と言う
とても短い期間だった事と、
現在は著作の殆ど全部が絶版になっていることから、
この方の作品を書店で見かけることはありません…。
復刊は殆ど絶望的との事で…。
ある意味、幻の作家さんかも知れません。また読みたいんだけどなー…。
今も、この方の独特な、叙情的でなおかつ緻密な考証の上に織り成された文章は、
私の憧れで、目標なんですが…。理想と現実の差はキビシイです…。
その時から、いつか忘れな草の花言葉を活かした話を書こうと思っていて、
今回こうして形にすることが出来ました。
忘れな草(Forget me not)の花言葉は、作中にも登場した通り二つありますが、
青い方が「真実の愛」白い方が「私を忘れないで」の意味を持つようです。
今回書くにあたって、ネットで検索して知りました。
それでは、また次回作でお会いしましょう。