読物

当サイトのメインコンテンツになっています。 読み返すのも恥ずかしい文字の羅列ですが、なぜか愛しくもある作品たちです。

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妄想小説




妄想詩歌


妄想の種



妄想の種

興味の対象になった事柄を、好きなように書き散らしています。

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 桜といえば花見。。花見団子・・団子3兄弟。。。古い発想ですね。
青空の下ほのぼのとした桜も、夜ともなれば一変し妖艶な姿を見せます。
桜の根元に死体が埋まっていると、誰が言ったのでしょう。
桜に抱かれる死体。。桜に我が身を捧げる。。退廃的で耽美なイメージです。
桜の妖艶さに惑わされ、その根元に身を埋め桜の物になりたい。。桜自身に喰われたい。。
そんな思いに駆られる気持ちを、夜桜を見あげるとき理解した気分になります。

 満開であった桜がはらはらと散る様は、空気まで薄紅に染まり煙るように錯覚します。
見上げれば満開の桜、大地に降りそそぎ続ける桜の花びら。。視界のすべてが桜色に染まるのです。
もちろん咲き始めたばかりの桜も、気持ち色が濃くて桜の生命力と春の訪れを感じ取れます。
満開の桜は言うに及ばす、すばらしい景観です。だけど。。散り始めの桜に心惹かれます。

 桜の季節は別れや新たな出会いもあり、様々な思いをもって桜を見上げます。
そして毎年花見の季節になるたび、いろんな思い出を抱えて見上げる桜。。
どれほどの年月たったとしても、桜は毎年咲きそして散っていくのです。
儚いようであっても、逞しい生命力を感じずには居られません。
なにより圧倒的な存在感に、惹かれてやまない桜です。

いにしへの 奈良の都の 八重桜  けふ九重に にほひぬるかな

伊勢大輔 (百人一首・61番・詞花集)

いにしえの 奈良の都の八重桜は 京の九重(宮中)に今日、八重にもまして九重に咲き匂っております。


 共働きであった両親は、昼間のあいだ祖母に子守を任せていました。
子守のかたわら祖母は、夕方から始まる時代劇を毎日楽しみにしていました。
そんな祖母と一緒に時代劇をよく見ていたものです。
有名な時代劇の「人生楽ありゃ苦もあるさぁ〜♪」や、
暴れん坊○○・大岡○○・金さんなど。。その影響でしょうか。。
子供の頃から女性の遅れ髪の軽く解けた様子や、項のなだらかなラインに目が行ってしまいます。
撫で肩から続くすうっと伸びた首のラインにはそこはかとなく色気を感じ、 和服の襟元から覗く髪を結い上げた項のラインなんてたまりません。
色白でやや長めの首であれば申し分無いのですが、華奢な項もふくよかな項も、美しい女性的なラインです。
項のラインは真横から背面にかけての表情が好みです。
粋に和服を着こなした女性とすれ違うと、思わず振り返り見送ってしまいます。和服女性は見返り美人が多いように感じます。

 項フェチな私でも男性の項には、視覚的な魅力を感じません。
男性の項に女性的な美しさを求めるほど酔狂ではありませんし、もちろん同性愛趣味も経験もありません。
男性の場合視覚に訴える部分より、声の響きに惹かれることが多いように感じます。
もちろん声だけで惚れるわけではありませんが、耳あたりの良い声は心地よく脳に届き、 魅惑的な声の響きに暗示にかかってしまいそうです。
好きな人の声はもちろん誰にとっても、心地よい響きに感じるものでしょう。
またその声が発した言葉には、敏感になり声の響き、間の取り方に、様々な感情を読み解いてしまいます。
それが思い込みであることも多々ありますが、そう感じてしまうのだから仕方有りません。
男性の声の響きに好感を抱いた後、視線や指先の些細な動きにセクシャルなイメージを抱く事もあります。
だけど声の響きがたとえ良くても、理解不能な言葉には興味は持てません。
だから声フェチとは言えないと。。。むしろ匂いフェチの類です。


うつし世は夢 夜の夢こそまこと

江戸川乱歩

 乱歩が残した言葉です。
夢と現実の差はどこで見極めるのでしょうか?
胡蝶になった夢を見た古人が、夢から目覚め悩んだそうです。
「私は蝶になった夢をみたのだろうか?それとも私は蝶で、人になった夢を今みているのだろうか?」
夢の中でそれが夢と気付くことは稀です。たとえ支離滅裂であろうと夢の中ではリアルなのです。
それならば、夢は。。パーソナルなもうひとつの現実なのかもしれません。
それとも。。やはり私という存在は、何者かが見ている夢なのかもしれません。
ルイス・キャロルの物語にも、こんなエピソードありましたよね。。

うたたねに恋しき人を見てしより 夢てふものは頼みそめてき

小野小町

うたた寝した夢の中で、恋しい人を見てからというもの夢というものを頼りに思うようになりましたの。

美女の代名詞になった小野小町も、切ない恋をしていたのでしょうね。。
「夢てふ」・・・の「てふ」は「蝶」をあらわす言葉。。人の魂は蝶のカタチをしていると古来より言われてきました。

できることならば
眠りの中私は蝶となり・・
貴方の元に飛んで往きたい。
そして
貴方に飼われたい
小さな虫籠で。。。